モロッコリヤド 9月 5, 2019 投稿者 エミサイトウ アルガンオイル, ブロガー Save Save Save リヤドとは伝統的なモロッコの邸宅、または宮殿の中庭のことです。 外側は巨大な壁に覆われて中の様子が見えませんが、扉を開け、一歩足を踏み入れると噴水や、木々に囲まれた明るい庭園が目に飛び込んできます。リヤドの周りには2、3階建ての部屋とテラスがあります。 そしてどの部屋の窓からも、中庭を見渡すことが出来ます。 このリヤドの特徴は、中央に配置された中庭と、粘土または泥レンガで作られた外壁に窓が無いことです。この設計原理は、イスラムのプライバシー概念、および女性のヒジャーブ(イスラムの女性が顔や身体を覆うスカーフような物)の概念によるものです。 この様な設計により、暑い夏の夜には日陰で涼むことができます。 リヤドの中はひんやりとしているため、耐えられない様な暑さでも快適に過ごすことが出来るのです。 伝統的なリヤドの中庭には、四方の片隅にオレンジの木、またはレモンの木があり、中央に噴水があります。 壁にはイスラム様式の幾何学模様vモザイクタイルが施されています。 また、どのリヤドにも日光浴ができる屋上テラスがあるので、太陽愛好家に人気があります。 リヤドは、マラケシュ、フェズ、メクネス、タンジール、エッサウィラなどのモロッコの都市の旧市街にあります。 とあるヨーロッパの投資家は、その素晴らしいイスラム様式と装飾デザインに魅了され、豪華なホテルにリホームしました。